カウンセラーの語る死別の体験 うつの経験

千葉県船橋市にあるクライシスカウンセリング専門の相談室のブログです。

その18  ボロボロでも働く

再度の復帰を果たしたものの、ものの1週間で具合が悪くなりました。

うつ状態が悪くなっているのがはっきり実感できました。

朝、「外回り」と称して会社を出たら、すぐ人目につかない公園に直行、公園の横に車をとめてそこで午前10時くらいから車の中で昼寝をします。

得意先のリストはありましたので、ときたま電話がかかってきたら対応るだけ、夕方近くまで車で寝たら、夕方
何食わぬ顔をして会社に戻ります。

もはやこんな状態では、仕事を放棄しているのと変わりません。

今にして思えばものすごくおかしなことをしていたのですが、当時はそんなことに思いを巡らせるような余裕はありませんでした。

うつ状態のときには元気でいたときには絶対やらなかった非常識な言動をとったり筋の通らない、理不尽な行動をとったりすることがあります。

人間が「別人化」してしまうこともあるのです。

このときの私がちょうどこんな感じだったのでしょう。

仕事をさぼっていることは周囲もうすうす気がついていたのでしょう。

わたしはだんだん職場に「居づらさ」を感じていました。

そして私は3度目の休職に入りました。